読書を趣味にされている方は多いですよね。
小説に限らず、漫画やビジネス本など様々です。今回紹介するのは読むほうではなく「趣味で小説を書く」
- 本を読むことが苦手
- 小説書くのって難しいんじゃない?
- 用紙代とか費用もかかりそう
こんな疑問を持っている方にはぜひweb小説を書いて趣味にしてもらいたいです。

現役なろうユーザーがおすすめします
今は読む専門ですが、以前は小説投稿も行っていました。小説投稿は奥が深い趣味です。
ライバルが多く、自分の腕を試したり、読者の傾向を掴むコツなんかも必要になります。(どの時間帯に読者が多くて、どれくらいの文字数の投稿が最適で、どんな話を書けば受けるのか、などなど)
自分の考えた物語を読んでもらってコメントされたときの嬉しさはぜひ味わって欲しいです。
ここからは、小説家になろうの特徴と小説を趣味にすることのメリットデメリットを紹介していきます。
web小説|小説家になろう


皆さんも一度はサイト名を耳にしたことがあるのではないでしょうか?
小説家になろう(以下なろう)はウェブ小説をフリーで掲載している投稿サイトです。
アニメ、映画、コミカライズと、なろうから派生したコンテンツはたくさんありますよね。「Re:ゼロから始める異世界生活」や「オーバーロード」なんかが有名どころでしょう。
小説家になろうで投稿していた素人さんが、コミカライズ化しアニメ化、そしてグッズ化して、推定何億という稼ぎを……。なんて夢があるんだ!
ここでは、なろうってどんなサイト?ということと、どういう特徴があるのか説明していきますね。
読むのも書くのも無料。アカウントいらずで読むことも
なろうは無料で楽しむことができます。
ウェブ小説ってそういうものでしょ……なんて思うかもしれませんが。
なろうの投稿作品は約65万作品です。
ウェブ小説業界最大のサイトなので、より多くの作品が集まり、優秀な作者たちがしのぎを削っています。アカウントなしで読むことが可能なので、サイトにサラッと立ち寄って、空き時間に読んじゃう。なんてこともできてしまいます。
またアカウントを作ると、サイト内の小説を読み書きするときに便利なツールがついてくるのですが、それも無料です。0円です。
気になる作者の作品に感想が書けたり、レビューが書けたり、活動報告を読むことができたりと、作者との間でコミュニケーションをとることだってできちゃいます。
それ以外にも、なろうで有名作品になるためにはサイト内で管理されるポイントが必要になるのですが、好きな作品にポイントを入れて評価することが可能になります。これは作者のモチベーションに関わる重要な部分になってきますので、ぜひアカウントを作って、お気に入りの作者を応援しましょう。
なろうでは気軽に小説を書き始めることもできます。サイト内で簡単に更新することができるので、小説書いてみたいなとか、活字を書くことが好きな方はまずは登録してみることをおすすめします。
有名作品、有名作家が目白押し
先に書きましたが、なろう内には有名な作者の作品がいっぱいあります。ランキングとして載せていたり、書籍化のお知らせなんかもサイト内で行っているので、どの作品が人気があるのか一目でわかるのです。
書籍を購入して読むのが正しいとは思いますが、なろう版(無料公開しているもの)を試しに読んでみるというのもいいかと思います。
出版社とのタイアップも多く、すぐプロの世界へ
なろうでは出版社とのタイアップ企画も多く、どの作者にもチャンスがあります。タイアップ企画のほとんどが、作品に設定するキーワード(サイト内で検索するときに役立つもの)に追記するだけ、というなんとも簡単な作業で応募ができちゃいます。小説の賞へ応募するのってすごく大変そうですよね。書いて印刷して紙をチェックして郵送して……。
なろうは作者側としてもかなり間口が広いため、出版業界との接点も多く「趣味から仕事へ」が現実的なところもおすすめポイントです。
ジャンルが幅広い
なろうにはファンタジーしかないと思っていませんか?
僕もなろうを使うまではそうでした。異世界転移や異世界転生、俺tueeeなどなど。全然そんなことはありません。
純文学、推理、アクション、コメディとその他多くのジャンルが集まります。確かになろう内ではファンタジーが強い傾向にあります。読者層が多いためです。
ですが、ファンタジーの中でもハイファンタジー(いわゆる異世界モノ)やローファンタジー(現代ファンタジー)と区別されており、作品ごとに読まれるために傾向と対策を行っているので、常に新しいジャンルの作品が生まれています。
今までに見たことの無い作品やエッジの効いた作品がたくさん集まるので、新しい物好きや変わったものが好きな方は探してみるのもいいでしょうね。
小説を書くデメリット


小説家になろうの紹介を見ていただいたように、お金をかけずに簡単にはじめられるのですが、少なからずデメリットが存在します。
- 1つの投稿に時間がかかる
- 心ないコメントが来たりする
1つの投稿に時間がかかる
web小説は隙間時間に楽しむものです。5〜10分ほどの時間で読むには2000〜3000字が最適と言われています。原稿用紙5,6枚ですね。
ストーリーを考えながら、文字を起こして、誤字脱字に気をつけてと….
僕が投稿しているときは1投稿分作るのに約半日はかかっていました。書き慣れていくと徐々に早くなっていきますが慣れるまではすごく時間がかかる作業だと思います。
「化物語シリーズ」で有名な西尾維新さんは、1時間2500文字書くそう。僕の半日分の作業量を圧倒的クオリティで超えていく。。ちょっと次元が違いますね笑
心ないコメントが来たりする
「自分の生み出した物語」ということで子供のように大切な小説なのですが、たまに心ないコメントが来たりします。基本は無視で問題ないのですが、思い入れがあればあるほど熱くなってしまいます。
没頭しすぎるのも良くないので、アンチやファンとの距離を気にしながら投稿することをおすすめします。
小説を書くメリット
- 没頭できる
- 小説が好きになる
没頭できる
1日を小説を書くことに費やすことができるようになります。物語のプロットから構成まで自分で考え、キャラクターを想像しながら次の話を書いていく…
趣味で書いているにも関わらず、小説家になったような感覚です。これは実際に書いてみた人しかわからないと思うのでちょっとだけでも体験してもらいたいなと思います。
小説が好きになる
僕の経験上、小説を書き始める前よりも読書が好きになりました。
作者が何を考えているのか、結末を想像する力などが少しだけ養われた気がするので、何も考えずに読んでいたものを、少しだけ「プロの目線」から楽しむことができます。
本を読むことが苦手な方には訓練としてもすごくおすすめですので、ぜひ試していただきたいです。
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