アオハル×ワンピースCMの第一弾が公開されました。ゾロが現実世界で青春していたら……。予告編では声あてのなかったゾロ以外のキャラクターたちも登場しています。
うんうん。予想ちょっとは当たったかな~!
大まかなところだと、シリーズ化とヒロイン主体の構成ではないこと。
ヒロインが不在のワンピースなので、新しい試みとしてそれぞれの青春を描こうとしているのかな。その第一弾がゾロ篇。これから主要キャラの青春を描いていくのだろうと思います。
一番最後は全員集合して熱い友情を描く。こんなのも面白いかもしれませんね。
ゾロの物語を紐解く
ミホーク「強くなれゾロ」
ゾロ「ゾロ17歳。俺は世界一の剣豪になる。青春なんていらない、約束したんだ。もう二度と負けねぇから」
HUNGRY DAYS ワンピース ゾロ篇より
耳コピなのであしからず。
今回のゾロ篇は『もしもゾロが学園の中で剣道に打ち込む青年だったら』というところでしょうか。剣道の試合に負けてしまったところから物語が始まります。
ワンピースを否定する演出が隠れている

ミホークに負けたところから始まっているゾロ篇。ワンピースファンにはたまらない始まり方ですね。しかし、現実世界ということで少しずつワンピースキャラの言葉の使い方や言い回しが変化しています。
例えば始めのミホークの言葉「強くなれゾロ」
作中ではミホークはゾロのことを『ロロノア』と呼びます。CMを見て違和感を持った人も多いんじゃないでしょうか。ミホークがゾロと呼ぶことで『ワンピース』の世界から遠ざけるような演出になっています。かなり手が凝っていますね!
くいなが死んでいない世界線?

写真の中のゾロと並んで立つ少女。原作内のゾロの幼馴染くいなだと思われます。
ワンピースの序盤でくいなは死亡したことになっていますが、ワンピースファンの間ではくいなは生きているんじゃないかという話をよく聞きます。
そして今回のCM。演出では、思い出の一つとして描かれています。
原作を知っている人が見ると写真が形見のようにも感じ取れるのですが、僕のイメージだと『離れ離れになった幼馴染との思い出』という感じ。
昔約束した大きな舞台に二人で戻ってこよう。こんな感じかな?
この演出が『くいなは死んでいない』と制作側からのメッセージだとしたら……。考えすぎですね笑
なんでゾロが第一弾なんだろう?
そもそもなんで第一弾がゾロなんでしょう。ルフィでもなく女性キャラでもなく。
考えてみたんですけど、単純に描きやすかったからじゃないかと。
『世界一の剣豪が夢のゾロ=大舞台のため、部活に打ち込む剣道部員』というのは学園をテーマにしたときにイメージしやすいですね。
逆にいうと他のキャラが見当もつかない。ブルックは音楽の先生として……笑。他がわかりませんねぇ。ゾロ篇の最後にルフィは登場しますが、ルフィはどんな物語を見せてくれるんでしょうか。
新鮮で楽しめるCM
とにかく新鮮で楽しめます。窪之内英策さんのデザインも綺麗で見入ってしまいます。
始まったばかりのカップヌードルのコラボ。これからのシリーズにも期待したいです。
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