サグラダ・ファミリアがついに完成する?|2026年完成予定

気になること

 観光地で有名なスペインバルセロナのサグラダ・ファミリア。着工から100年を超えてもなお未完成。なんとも魅力的な建築物ですね。

 建築家アントニ・ガウディの手掛けた建築物として有名で、2005年には『アントニ・ガウディの手掛けた作品群』として世界文化遺産に登録されたことでも話題となりました。

スペイン・バルセロナ

 そんな超有名どころのサグラダ・ファミリア。今また話題となったのは137年間もの間許可を得ず違法に建設工事が進められていたってこと。正直、かなりびっくりしました。

 なんでも、1885年当時、ガウディによって建築申請をしたのですがバルセロナの役所で許可を得られなかったそう。それでも100年以上建築工事が進んでいるってなんだか想像できませんよね。

 日本だと、建築申請(土地関連や建築図の整合など)と適合性判定(建造物が構造的に安全なものなのかのチェック)があるのですが、どっちもクリアしているのか疑問ですね。違法工事ということなので建築物の安全性はクリアしていて単に許可待ちだったのか……。

 調べてみての結論から言うと、1885年に出した許可は通っていたそう。だけれど当時許可を出していた自治体がバルセロナ市に吸収合併された際に必要な手続きが更新されてなかったのだと。

 当時の建築家も今の工事に関わる人も悪くはなさそうですね。今は市との支払いも合意し、正式に『合法化』での建設工事となったのです。

 そんでもってガウディ没後100年を迎える2026年の完成を目指すとのこと。もうちょっとやんけ~。これからも順調に進んでほしいところですね。

 個人的には、『未完成』ってところにすごく惹かれていて、「どんな完成形なんだろう」とか「未完成って人生に似てるな」とかそういう感覚があったので『2026年に完成やで、見にきてや!』と言われるとなんだか寂しい気持ちがあります。

 これは日本人気質なんでしょうかね笑

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サグラダ・ファミリアが未完成だった2つの理由

 さて、ここで一つの疑問。なんでまあサクラダ・ファミリアがこんだけの長い間、完成に時間がかかったかということ。なぜなのか探っていきましょう!

建設途中の様子

残った建築資料が少ない

 ガウディは計画半ばで亡くなってしまいます。ガウディが関わったデザインや資料は彼の死後にあったスペイン戦争によってほとんどが焼失してしまいます。残りのデッサンなどから職人たちは計画を継続しようとしますが、なかなかうまくはいかない。

 試行錯誤の繰り返しで今の形となっているのです。

 もう一つ付け加えると、ガウディは設計を進めるときに建築模型を用い、設計図をあまり描かなかったそう。『設計図は役所に出すだけのもの』という考えのもとに計画を行っていました。そもそもガウディが描いた設計図が少ないのだから、残った資料も少なかったというのも想像できますね。

鉄道模型

 画像の鉄道のように人と車両の比率を合わせたりして実際の建築物がどういうイメージになるのかっていうのが建築模型です。パースとも言われます。初期のイメージ共有や、最終チェックなどに使われるので、図面を書かないで模型を作るってのは、さすがガウディって感じですね。

費用の問題

 サグラダ・ファミリアはカトリックの教会です。建設に関わる費用は信者の寄付金が主なものとなっていました。寄付とは全体像が想定できないものです。あれだけ巨大な建築物を作るのにはやっぱりお金が必要。今のこのご時世、コンピューターが発展しているのでシミュレーションやら経験則やらでざっくりを当たり前に計算できますよね。

 しかし、およそ130年前ではどうでしょうか。そんな当たり前も難しかったのではないかと考えます。建築資料と同様に、あーでもないこーでもないを繰り返して今に至ったのでしょう。全体像の把握も必要ですが、そもそもの金額が足りなくて作業が中断、なんてこともあったはずです。

2026年に完成目途が立ったわけ

 なぜ、そんなにも時間がかかりそうで厄介なものが具体的に2026年完成予定と目途が立ったのでしょうか。では、完成の目途が立った理由についてです。

ステンドグラスの窓

建築技術の進歩

 まず一点は建築技術の進歩と発展です。

 現在の建築設計では、3D構造解析や3Dプリンターによる可視化、シミュレーション解析が当たり前になりつつあります。サクラダ・ファミリアのようなビッグプロジェクトでは最新鋭の技術が使われているので、人の手では再現不可能なところでもコンピュータによって実現できるようになりました。

 完成まで300年以上必要と言われていた工事が、約半分の145年計画になったのは間違いなく技術の進歩と言えるでしょう。

入場料の増加

 先ほど費用のところで描きましたが、サグラダ・ファミリアの計画には寄付金が必要でした。しかし、現在のサグラダ・ファミリアは観光地として有名になり入場料を取るようになっています。世界遺産登録で年々観光客は増加しており、バルセロナ市のシンボルとなりました。資金の調達が寄付金と入場料の2つになったことが計画を進める後押しになっています。

 世界的に注目されたことで寄付金の額も増えたのかな?(これは想像ですが、たぶん大幅に増えています。だって信者だけではなく世界中の人たちが見てくれるようになったんですからね。)

 資金調達の問題が解消されたので完成の目途が立ったのも一つの要因と言えるでしょう。

 サグラダ・ファミリアが話題となっていたので記事にしてみました。ちょっと詳しくなれたかな?

 こんな感じで気になることについてもどんどん記事にしていきますね♪

 最後に。余談ですが、数年前より入場料は増加傾向にあるそうです。観光で行かれる方は『当時はこれぐらいだったから大丈夫』って感覚だと痛い目に会うかもしれません。

この記事を書いた人
カズマサ

アニメ鑑賞が大好きな20代男。ごらくぶろぐの編集長。アニメ約500作品以上視聴。おすすめのアニメや厳選した書籍など役立つ情報を発信していきます。執筆依頼やその他ご質問等はトップページお問い合わせフォームからお願いいたします。

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